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ファインディング・ニモ図鑑
2003年の大ヒット映画、『ファインディング・ニモ』。映画の効果によって実際のクマノミ類も大人気になりました。いまだにクマノミを見ると、『ニモ』と答えてしまう人がいるほど、ダイバーにも根強い人気です。
沖縄の大半のダイビングポイントで、カクレクマノミをご覧頂くことができますし、映画のキャラクターになった魚たちもご覧いただくことが出来ます。
このページでは、沖縄に生息する映画のキャラクターの元となったモデルの魚たちを紹介いたします。
なお紹介している一部の魚は、近似種を掲載しておりますますのであらかじめご了承ください。
それでは、リアルニモの世界へようこそ―。
カクレクマノミ キャラクター名 : ニモ・マーリン(父) 主要な遭遇ダイビングポイント :恩納村 ケラマ諸島 砂辺 沖縄にあるダイビングポイントの大半でカクレクマノミをご覧いただくことができます。恩納村の山田ポイントでは、沖縄に生息する全6種類のクマノミをご覧いただけます。 鮮やかな体色とその可愛さからダイバーに根強い人気。大型イソギンチャクと共生、性転換等の変わった特徴を多く持つ魚です。 |
ナンヨウハギ キャラクター名 : ドリー 主要な遭遇ダイビングポイント : 沖縄サンゴ礁域 サンゴ礁域で見られる普通種です。幼魚のうちはスズメダイ科魚類などと共に枝状サンゴの中に棲み、危険が迫るとその中に逃げます。 青・黒・黄三色からなる独特の体色をもち、きれいな青色が印象的です。なんと夜は横になって寝るんだそう、面白いですね。 |
アオウミガメ キャラクター名 : スクワート・クラッシュ(父) 主要な遭遇ダイビングポイント : ケラマ・チービシ諸島・万座 慶良間のポイントでは、1年を通じて遭遇するチャンスがあります。2月〜5月頃に交接し、5〜7月頃に産卵します。 大型のウミガメです。顔を正面からみると額の板が2枚、愛嬌のある顔に癒されます。海の癒し系アイドルです。 3種類のウミガメの見分け方 → ウミガメの見分け方 |
ツノダシ キャラクター名 : ギル 主要な遭遇ダイビングポイント : 沖縄全域 サンゴ礁域でふつうにみられる種で、まれに群れで移動するところに遭遇します。 突き出した口とよく伸びた背びれが特徴的。黄色・黒・白の縞模様を持つ10cmほどの魚です。 写真提供:北海道M.T.さん ご協力ありがとうございました |
アカシマシラヒゲエビ キャラクター名 : ジャック 主要な遭遇ダイビングポイント : 沖縄サンゴ礁域 浅い海の岩礁やサンゴ礁に生息し、岩穴に数匹で潜んでいます。 白ヒゲが自慢です。魚の清掃屋として知られ、指を差し出すと爪の間をお掃除してくれます。クリーナーシュリンプと呼ばれることも。 派手な体色と可愛いしぐさで人気。 |
キイロハギ キャラクター名 : バブルス 主要な遭遇ダイビングポイント : 沖縄サンゴ礁域 サンゴ礁域で見られる普通種です。幼魚のうちは枝状サンゴの中、成魚はもっと深い礁斜面などでも生活します。 鮮やかな黄色で、尾の付け根に白色のワンポイント。突き出したおちょぼ口がキュートです。単独かペアで泳ぎます。 |
ミスジリュウキュウスズメダイ キャラクター名 : デブ 主要な遭遇ダイビングポイント : ケラマ諸島 恩納村 大度海岸 浅場の枝サンゴの周りや砂地に群れて生息しています。 体にある黒い3本の線と黒い背ビレが特徴。パールの様な発色する白と黒とのストライプが印象的。 |
ハリセンボン キャラクター名 : ブロート 主要な遭遇ダイビングポイント : サンゴ礁、砂地、岩礁域 岩礁域やサンゴ礁域の浅所に生息しています。 通常は愛嬌のあるかわいい顔をしています。名前の由来は針のような400本ほどのトゲ、千本はないんだそう。危険が迫ると体を膨らませ飲み込まれないようにします。沖縄ではアバサー汁として食されています。 |
オオウミウマ キャラクター名 : シェルドン 主要な遭遇ダイビングポイント : 万座 内湾域に生息。浅所の岩場や藻場でじっとしています。 オオウミウマはもっとも体が大きいタツノオトシゴの仲間です。横から見るとまるで馬の頭ようですね。万座では、ピグミーシーホースという小さなタツノオトシゴの仲間やタツノハトコもいます。 |
フエヤッコダイ キャラクター名 : タッド 主要な遭遇ダイビングポイント : サンゴ礁 岩礁域やサンゴ礁域に生息しています。 口笛が聞こえてきそうな長く伸びた口。長い胸ひれが特徴。頭部は目を境に、上が黒、下が白。体全体は鮮やかな黄色で、尾びれだけが透明。すねた表情がキュートです。 写真提供:静岡県H.N.さん ご協力ありがとうございました |